大丸飯臺修復プロジェクト その4
Project 'Large Round-Top Dining Table' #4
支柱部の続編。
上側の丸棒を見てみる。
天板部の下側の穴を貫く丸棒。
どうやら交換された物である。桧ではなく、南洋材のような堅木が使われて
いる。天板部をこの棒に落とし込み、引き出しを抜いて、楔をうって、天板
部がガタガタしないようにする。
しかし、丸棒であることから、中華街の丸テーブルの様に天板部が回るよう
になっている。
天板部を支える台座の部分は平板を二枚、木目が交差するように取り付けら
れている。
現状では、収縮の為割れが入り、膠が効いていないようで、上からネジで固
定されている。
ネジを取り除き、一枚目を外す。
丸棒の下が、四角削られており、下の支柱部に差し込まれている。
材は、もちろん桧。本来は膠のみで固定されている。
ひび割れていた台座下部を丁寧に接合。
その上に上部の板が、木目を互い違いにして接着される。
支柱部下の切られてしまった角棒。
切られた跡が見える。白っぽいのが後の修理で切られた切り口で、真ん中の
濃い部分は、オリジナルの楔が入る四角い穴の一部。
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本来は、脚部のプラットフォーム部分を角棒が貫き、下側で楔によって固定さ
れているはず。
なるべく、オリジナルの桧部分を残しつつ角棒を延長する。
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プラットフォーム部分の下側で、上の様に留まる。
支柱部の芯であるこの角棒、恐らく二五角と言われる2寸5分の約75mmの物。
すっかり痩せて、70mm少ししかない。暖房が発達した現代の住宅では、材の
乾燥の度合いが酷く、かなり大きく収縮する。
その5に続く。